妊活、まずはタイミング法!妊娠力アップの基礎知識
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カテゴリ:生活習慣
排卵日を知ることが妊活の基本
妊活を行う上で非常に重要になるのが排卵日です。排卵日は月に1度しかなく、卵子は1日で寿命を迎えてしまいます。排卵日を見極めなければ妊娠するのは非常に難しく、偶然に頼っているといつまでも妊娠できない可能性が出てくるのです。精子は2日から3日は生きられると言われるため、排卵日に合わせた管理を行うことをタイミング法と呼びます。
排卵日のタイミングは生理から14日程度が一般的で、人によって差が生じます。これはホルモンバランスが崩れると排卵日もずれてしまう事があるからです。ストレスや栄養の偏り、睡眠不足も排卵日がずれる原因となるため注意が必要になるのです。まず、ホルモンバランスを崩さないために食事のバランスや睡眠時間の見直しを行い、必要であればサプリなどで補うなど工夫が必要になります。
排卵日を正確に知るためによく使われるのが、基礎体温を記録する方法です。基礎体温とは寝起きで何もしていない状態の体温のことで、日々変化するものです。1ヵ月の中でこの基礎体温が一番下がった時が排卵日と言われており、しっかりと記録をすることで排卵のタイミングを知ることができるのです。基礎体温を測るための専用の体温計も売られており、高機能の物では体温を記録してデータを比較できるようになっています。
また、一番体温が下がった時と前後して排卵が行われるときもあるため、前後2日間を含めた5日間が妊娠のチャンスになっているのです。このタイミングを逃してしまうとまた排卵日がくるまで妊娠の確率はなくなってしまうため、男性の協力も重要になってきます。妊娠のタイミングは限られているからこそ、男性と一緒に妊活をする必要があるのです。
正常に排卵が行われない場合もある
タイミング法を利用しても長く妊娠しない場合は、排卵障害が疑われる場合があります。何らかのトラブルによって排卵日に正常に排卵がされず、不妊の原因となっていることがあるからです。基礎体温を計っても周期が一定しない場合や、生理不順が起こる場合は排卵障害になっている可能性が高まります。
排卵しているかどうかはホルモンバランスの変化でわかるため、専用の排卵検査薬を使用して調べることができます。排卵検査薬は薬局で販売されていますが、より専門的に高い精度で調べたい場合は産婦人科に行くことになります。これは、市販の検査薬で誤った結果が出てしまう事もあるからです。
また、不妊治療のためのアドバイスを受けるためにも産婦人科で検査を受けた方が良い場合もあるのです。不妊に繋がる排卵障害の原因は様々で、生活習慣や食事のバランスで改善が見込めるものもあります。また、ホルモン剤などを使って治療をする場合もありますが、不妊治療は保険診療の範囲外になってしまい、費用は自費負担になってしまう点に注意が必要です。
体外受精などを利用すれば妊娠の確率を飛躍的に高められますが、費用の高さから不妊治療を断念する人も多いのです。費用面の目途が立たない場合や、自然な治癒を目指す場合に使いやすいのがサプリメントです。
妊活サプリの中には女性ホルモンのバランスを整え、正常な排卵を促す補助をしてくれるものがあるのです。生理不順や排卵障害は生活リズムの乱れや食事の偏りが積み重なって起こることが多いものです。体質となって後を引く場合もあるため、なるべく長期目標で改善を続けるのもポイントになります。
もちろん、排卵障害が起きないように予防するためにサプリを活用する方法もあります。また、実際に妊娠がわかった時に、不足しがちな栄養素を補えるサプリメントも販売されています。タイミング法をとりいれつつ、効果が見込めない場合は順次見直しや点検をしていくことが妊活の基本なのです。
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